英語学習法のフォニックスとカランメソッド
英会話の教室や教材などを選ぶとき、フォニックスやカランメソッドという言葉をよく目にします。
フォニックスは、アメリカなど英語を母国語とする国の小学校でつかわれてる学習法で、英語圏の子供たちの殆どがフォニックスで読み書きを勉強します。
簡単にいうと、発音とアルファベットの綴りのルールをまなんでいきます。だいたい、子供が1年フォニックスを学ぶと、読み書きがかなり上達するといわれています。
日本語は、ひらがなとカタカナを覚えて、むずかしい漢字をひたすら覚えていくわけですが、英語は、26文字のアルファベットを覚えて、さらにその文字の組み合わせと発音の決まりを覚えていきます。
この文字と発音のルールを知ることで、子供たちは知らない単語でも読めるようになります。日本語では、漢字があるのでこう簡単にはいきませんが、フォニックスで英語を習得すれば、子供でも雑誌や新聞が読むことができますし、聞いた言葉を文字で書くことも可能です。
フォニックスを覚えることで、単語をひとつひとつ暗記しなくても、音を聞いてスペルを予測できるようになるのですから、本当に素晴らしい勉強法です。
もうひとつ英語の勉強法として有名なのが、イギリス人英語教師が考案したカランメソッドです。
相手の質問に反射的にすぐ答えるられる英語脳を養うトレーニングで、先生の質問に対して英語ですぐ即答する練習をくりかえします。
頭のなかで日本語に訳して考えるのではなく、なにも考えることなく自然に英語が出てくる英語脳を育てる学習法です。
どちらも母国で長い歴史のある英語学習法ですので、英会話教室やオンライン英会話を選ぶときに、こういった学習法を取り入れてるかどうかで選んでみるのもひとつの方法です。